パルフィールは、当社(日本パーカライジング)にとって実質初めての一般消費者向け製品です。パルフィールを市場に出すにあたり、消費者に対する提供価値はなにか?、当社内にある技術や社内風土・文化とどう結び付け、どう骨格を決めネーミングしブランドとして認知頂くか?、社内だけで行うにはすべてが手探りでした。
「自分だけではなく家族や周りの人がウィルスや菌から守られる安心感」「暮らしの中の笑顔を増やす」「デイリーユースなものにこそデザイン性を」「周囲からのセンス評価」「清潔感からくるストレスフリーな生活」「恐竜マークに込めた持続可能な社会への想い」「Life Friendly」
市場での立ち位置を設定し、いろいろな提供価値や製品に載せたい機能を言語化して上記の様なキーワードをあげ、それに沿うペルソナ(=パルフィールを好んで使用する架空の人物像)を考え、製品に改良を重ね、そしてそれにそぐうネーミングも考える、作業です。
「パルフィール」というネーミングですが、アルファベットでは「Pal-Feel」と表記し、「パル(Pal)」と「フィール(Feel)」で別々の意味があります。
「パル(Pal)」は、当社が本業にしている企業様向け工業用化学薬剤の名称「パルボンド、パルコート」等にちなんだのと、Palは英語で「仲間」の意味で、仲間と一緒にこの新規製品を出していこうという想いや「仲間=周りの人」にもパルフィールを届けたいとの想いも重ね合わせ、使用を決めました。
そして「フィール(Feel)」は、英語で「(触れて)感じる」の意味があり、手探りで進んでいく私達自身を励ます言葉として、また「パル」の後ろに繋げたときの音のフィーリングやスペル表記デザインもとてもしっくりきたため採用し、パルフィール(Pal-Feel)となりました。
「ブランドストーリー」という言葉はなかなか聞きなれないかと思いますが、その製品(ブランド)の誕生の背景や想い、提供したい価値や消費者様とのありたい関係性を言語化したものです。そこに当社のみが体感している独自性も加え、いつでも立ち返れる場所として設定しています。
パルフィールがいつかこのストーリーの様なありたいブランドとして皆様に知って頂ける様、ここにご紹介し、その想いに少しでも共感して頂けたら、大変嬉しく思います。
~パルフィールのブランドストーリー~
パルフィール(Pal-Feel)は、当社独自の表面処理技術を応用し、その場の除菌だけでない、効果が持続する抗菌・抗ウイルススプレーです。
安全な成分を使用、インテリア性もあるパッケージや恐竜マークに、持続可能な社会への思いも込めました。
互いに助け合い、ウィルスや菌から守られる安心感で、笑顔を増やす。
-Life Friendly-